【厳選版】SEO用語34選

悩んでる人
SEOがWeb集客にとても大切なのは分かった!
でも専門用語が多すぎて何を言ってるのか…
これだけ抑えればOK!なんてものはあるかな?
Noritoism
どんな分野でも、専門用語って難しいよね。
SEOに特化した、ここを抑えればOK!というものを厳選してご紹介するよ。
◆ SEOとは?
◆ SEO用語:基礎編12選
◆ SEO用語:内部対策編9選
◆ SEO用語:検索編13選

この記事を書いた人

この記事にたどり着いてくれたあなたは、ブログを立ち上げ、SEO対策を始めている、初心者から一歩踏み出した方だと思っています。

ですが本格的にSEOを進めようとしても、正直専門用語のオンパレードで何を言っているのか分からなかったりしませんか?

本記事では数あるSEO用語の中から厳選した、最低限抑えておけばOKなSEO用語集をご紹介します。

丸暗記しようとせず、辞書的な使い方がおすすめです。

ある程度理解できるようになれば、そこから先どんな言葉にぶつかっても、あなたならもう大丈夫ですから。

SEOとは?

SEO

Web集客の要といっても過言ではありません。

検索した際、あなたはどんなものでそのサイトを見るかどうかを判断しますか?

表示順位、タイトル、サイト紹介文(メタディスクリプション)…

さまざまな要素があると思いますが、大切なのはやはり「表示順位」です。

検索クエリのトップ10(1ページ目)に表示されない場合、クリックしてもらえる確率は恐ろしく低くなります。

そのためのSEO対策なのです。

SEOそのものや対策については、こちらをご覧ください。

それでは具体的に、SEO対策を進めていく上で知っておいた方がいい用語集をご紹介します。

  • 基礎編
  • 内部対策編
  • 検索編

以上の3つに分けてご紹介していきますね。

SEO用語:基礎編12選

基礎

最初に抑えておきたい用語集です。

これからご紹介していくいずれの用語も、一覧でご紹介した後に詳細を書いてきます。

厳選しているので、自信のない方は全部見ていただくのが1番いいのですが、

分からない言葉やセクションで見たり、ctrl+F(command+F)で検索したりももちろんOKです。

  1. Google Search Console(グーグルサーチコンソール )
  2. ホワイトハットSEO
  3. グレーハットSEO
  4. ブラックハットSEO
  5. アルゴリズム
  6. インデックス
  7. インプレッション
  8. エゴベイト
  9. リダイレクト
  10. SERP(Search Engine Result Pages)
  11. SEO(Search Engine Optimization)
  12. YMYL

それでは基礎編スタートです。

1. Google Search Console(グーグルサーチコンソール )

通称サチコです。Web運用者は絶対導入するべき、Googleの無料ツールです。

できることは

  • Googleからの警告の有無の確認
  • ペナルティ解除申請
  • アクセス解析
  • SEOに必要な設定

などなど。

まずはサイトマップをこちらに設定するため、お世話になる方がほとんどでしょう。

そして毎日どの言葉でどれくらい検索されているのか眺めたりするでしょう。

万が一ペナルティやエラーがあるとSEOに思いっきり影響するため、対応に四苦八苦するでしょう。

そんな感じで、本当にお世話になることの多いツールです。

サーチコンソールの詳細は、こちらをご覧ください。

2. ホワイトハットSEO

ここから3つはセットで覚えてしまいましょう。

1番真っ当なSEO対策のことです。

一言で言えば「読者の悩みを解決するコンテンツ」をいかに盛り込むか、に全力を注ぐSEO対策です。

3. グレーハットSEO

Googleのガイドラインに違反していないけれど、アウトラインすれすれなSEO対策のことです。

やりすぎない範囲でリンク交換したり、中古ドメイン(昔使われていたが、現在使われていないドメイン)を見つけ、契約し、中身ではなくドメインパワーでとりあえず上位表示を狙ったり…などです。

4. ブラックハットSEO

Googleのガイドラインに違反した、完全アウトなSEO対策のことです。

外部リンクを購入し、意図的に大量にリンクを発生させる…が1番有名なのですが、現在は時代が変わり、こんなことをすれば真っ先に目をつけられ、あっという間に淘汰されます。

今現在外部対策する必要性はほとんどありませんので、自分から不利な状況に追い込むようなブラックハットSEOはメリットひとつもないので、甘い話に騙されないようにしましょう。

5. アルゴリズム

上位表示するための基準のことです。

公表されているものも多いですが、アルゴリズムを意識しまくったSEOは結局失敗します。

なぜならGoogle検索もSNSもどんなものも、結局重宝され評価されるのはコンテンツの質だからです。

コンテンツ イズ キング」です。

6. インデックス

Googleのクローラーが巡回し、データベースにホームページが登録されている状態を「インデックスされる」といいます。

インデックスされて初めて、検索表示されることになります。

7. インプレッション

読者の目に触れた回数、いわゆる検索表示回数です。

検索「表示」回数ですので、閲覧回数とは違います。

インプレッションされて閲覧してもらったものが、始めてPVとなります。

どうしてもインプレッション>PVとなるため、ここができるだけイコールに近づくよう対策を取っていきましょう。

8. エゴベイト

インフルエンサーの力を借りてインプレッションを集める方法です。

有名なインフルエンサーに紹介されたものは、主にTwitterなどのSNSを通じて拡散されます。

拡散する人は「あの有名人が使っているものを、この私が紹介している」という自分の自尊心がくすぐられますので、人間の心理を突いた方法と言えるでしょう。

9. リダイレクト

旧URLから新URLに自動転送させることをいいます。

ドメインを変え、URLをお引越しした際に見られるものです。

10. SERP(Search Engine Result Pages)

日本語にすると「検索結果のページ」です。そのままですね。

字面は難しそうですが、大した意味ではありませんのでご安心ください。

ここに表示されれば、いわゆる「インプレッション1回」です。

11. SEO(Search Engine Optimization)

日本語にすると「検索エンジン最適化」です。

基本的にはホワイトアウトSEOをベースにしてコンテンツを強くしていきます。

そのためのコツやルール、たくさんあるのが現状です。

無知は罪です。淘汰されないためにも、学んでいきましょう。

12. YMYL

「Your Money Your Life」の頭文字を取った略称で、読者の資産や健康などに影響を与える可能性のあるコンテンツを指し、具体的には「投資、保険、クレジットカード、法律、医療、医薬品」などのジャンルが該当します。

世間的に納得のいく権威性や専門性を持った方が執筆し、かつ表示の根拠が明確なものでない限り、よほどのことがなければ上位表示は難しいジャンルです。

基本的にはYMYLに該当するものを避けてジャンル選定することが大切です。

ジャンルについては、こちらでさらに突っ込んでご紹介しています。

SEO用語:内部対策編9選

内部対策

外部対策は必要ありません。内部対策を常にとっていきましょう。

外部対策とは主に「被リンクを増やす」ということです。

ですが現在被リンクの多さや質は、Googleの評価にそれほど影響されないことがわかっています。

そこに対して一生懸命になるよりも、あなたのコンテンツをしっかり磨いた方がよっぽど大切なことです。

コンテンツを磨き、有益だと評価されれば、自然と被リンクは増えていきますからね。

そんな内部対策で主に目にする用語をご紹介します。

  1. 内部対策
  2. 内部リンク
  3. nofollow属性
  4. クローキング
  5. サテライトサイト
  6. ファインダビリティ
  7. メタタグ
  8. モバイルファーストインデックス
  9. モバイルフレンドリー

それではひとつずつご紹介します。

1. 内部対策

ホワイトアウトSEOとほぼ同義という捉え方でOKです。

ここから先ご紹介する用語は、ホワイトアウトSEO対策を取っていく際目にするものとも言えるでしょう。

2. 内部リンク

ブログ記事の中に、あなたの別のブログ記事へのリンクを貼ることをいいます。

あなたのサイト先へのリンクですので、「内部リンク」という表現をします。

簡単かつとても効果的な手法のひとつです。

読者も関連記事を辿って学習が深まり、あなたもたくさんの記事を読んでもらえ、Googleのクローラーは回遊しやすくなる=評価されやすくなります。

まさに三方良しな手法ですね。もちろんやりすぎにはご注意を。

3. nofollow属性

質の悪い外部リンクの影響を受けないようにする時に設定します。

サイトが育ってくると、攻撃目的で悪質なブラックハットSEO対策を取られることも珍しくありません。

(あえてあなたのサイトへ大量の関係ない外部リンクを貼りまくるという、とんでもなく悪質な方法です)

そのための対策のひとつです。

特定の被リンクのみを無効にできますので、サーチコンソールでリンクを確認した際「怪しいな」と感じたら、nofollow属性にしてリスクを回避しましょう。

4. クローキング

検索エンジンの上位に表示するためのスパム行為(キーワードのみオンパレードなサイトの作成)です。

アルゴリズムに評価されることだけを考えた愚かな行為なので、中身のないサイトが出来上がります。

長期的に見て破滅に向かうこと間違いなし且つ、検索上位表示させたくてもクローキングは本質的ではないため、やめておきましょう。

5. サテライトサイト

クローキングとは真逆の意味です。

良質な流入を獲得するために新たに立ち上げた関連ホームページのことを言います。

あなたのサイトが「ピアノの上達法」だとします。
ですが、実はメインで他に「ピアノの販売」のECサイトを運用しています。
これらはそれぞれターゲットが異なりますので、同一サイトの中に書き込んでも、導線を工夫しない限り埋もれてしまいます。

よって、「ピアノの上達法サイト」とは別に「ピアノの販売ECサイト」をサテライトサイトとして立ち上げ、わかりやすく導線を作ることによって、双方のPVやCVRをアップさせることができます。

ひとつのことに特化したサイト作りですので、専門性がSEOに評価されやすいのも特徴です。

6. ファインダビリティ

読者やクローラーからの「見つけやすさ」を表すものです。

具体的には、わかりやすい階層構造、カテゴリーの組み方、UIを整えることでファインダビリティを上げることができます。

7. メタタグ

ホームページの情報をGoogleへ伝えるためのhtmlタグのことです。

タイトルやメタディスクリプションなど、SEOやクリック率に大きく影響します。

8. モバイルファーストインデックス

基礎編に登場したインデックスのスマホ版です。

パソコンでサイトを見る方より、スマホでサイトを見る方の方が多いのが現状です。あなたもそうではありませんか?

モバイルがファーストなので、現在スマホ表示がいかに重要かがこの言葉からも伝わってきますよね。

9. モバイルフレンドリー

スマホで見ている読者が快適にWebサイトを閲覧できる状態のことです。

モバイルファーストインデックスでも触れた通り、スマホで見やすい=モバイルでフレンドリーな状態であるということは、SEO評価においてかなり重要です。

SEO用語:検索編13選

検索

SEOと検索は切っても切れない関係にあります。

検索に使われる専門用語は当然、重要なものばかりになってきます。

  1. 検索クエリ
  2. 検索ボリューム
  3. オーガニック検索
  4. サイトマップ
  5. CTR
  6. ビッグキーワード
  7. ミドルキーワード
  8. スモールキーワード
  9. ロングテールキーワード
  10. サジェストキーワード
  11. クロール
  12. クローラー
  13. クローラビリティ

それでは解説していきます。

1. 検索クエリ

検索時に入力するキーワードのことです。

2. 検索ボリューム

検索クエリによって検索が行われた回数のことです。

3. オーガニック検索

広告枠以外の検索結果のことです。

よってSEO対策=オーガニック検索枠内での対策といえます。

4. サイトマップ

XML形式で作成される、検索エンジンのためのものです。

読者向けに「サイトマップ」というのもあったりしますが、サイトマップがないと分かりづらいような構造は、
そもそも使いづらいサイトですので、目指すべきところは「サイトマップ不要」なサイト作りです。

よって「XML形式で作成される、検索エンジンのためのもの」という意味だけ抑えていただければOKです。

サーチコンソールで設定するものであり、サイト初心者の最初の壁だったりもします。

5. CTR

クリック率のことです。Click Through Rateの略です。

「PV(リーチ)÷インプレッション×100」という計算式で知ることができます。

検索上位表示させ、タイトルやメタディスクリプションにこだわり、CTRをいかに上げていくかが戦略のひとつになるでしょう。

CTRに大きく関わるタイトルの作り方は、こちらをご覧ください。

6. ビッグキーワード

検索ボリュームが多いキーワードです。

キーワードプランナーで探した時に、月検索10,000以上が目安となります。

(あくまで目安であり、明確な定義はありません)

その分上位表示させるのはとても難しく、戦略立てた対策を長期的に根気強く進めていく必要があります。

また、キーワードがざっくりしすぎているため、流入が大きくてもCVに繋がりにくいというのが特徴です。

それを差し置いても流入の大きさはそれだけで大きな意味を持つので、最終的にビッグキーワードで上位に載るようなサイトを育てていくことは、ひとつの目標と言えます。

7. ミドルキーワード

検索ボリュームが少なすぎず多すぎないキーワードです。

キーワードプランナーで探した時に、月検索1,000以上10,000未満が目安となります。

(あくまで目安であり、明確な定義はありません)

ミドルキーワードで上位表示をたくさんさせていくことで、ビッグキーワードの上位表示につなげることができます。

8. スモールキーワード

検索ボリュームが少ないキーワードです。

キーワードプランナーで探した時に、月検索1,000未満が目安となります。

(あくまで目安であり、明確な定義はありません)

サイト作成したばかりの時は、ここでの上位表示を重ねていくことが最初の戦略となるでしょう。

スモールで増やし、次にミドルで増やし、最終的にビッグでの上位表示を狙っていくイメージです。

一朝一夕で結果に結びつくものではありませんので、考えながらの継続が唯一の勝ちパターンです。

9. ロングテールキーワード

スモールキーワードに近い位置付けですが、大きな違いは「複数語によるキーワード」だということです。

ニッチな需要を満たすものが提供できるため、検索上位させやすくなります。

こちらもミドルやビッグで上位表示を狙うために、積み重ねていくキーワードです。

ロングテールキーワードは重要な戦略ですので、こちらで詳しくご紹介しています。

10. サジェストキーワード

「予測変換」のことです。

ある単語を検索窓に入力すると、検索クエリの候補をあなたの関心ある順(シークレットモードの場合、ボリューム順)で表示してくれます。

ロングテールキーワードを探すのに、ある意味1番簡単な方法と言えます。

11. クロール

Googleのロボットがホームページを巡回し、ページ情報を集める行為のことです。

クロールされ、インデックスされることが、SEO対策のスタートです。

クロールされやすさは、日々の分析やサイト構成の組み立て方にかかっています。

12. クローラー

上記クロールを行う通称「ロボット」のことです。

13. クローラビリティ

クローラーが巡回しやすいようにサイトを作ることを、クローラビリティの向上(クロールの最適化)といいます。

どこにどんな情報があるのか、分かりやすい階層構造にすることもクローラビリティを考えたサイト作りと言えます。

SEO用語まとめ

おさらいです。

◆ SEOとは?
◆ SEO用語:基礎編12選
◆ SEO用語:内部対策編9選
◆ SEO用語:検索編13選

これだけ理解できればバッチリです。

ここまで読んでいただいたあなたは、これから先他に分からない用語が出てきたとしても、調べた時に「???」とならずに済みますよ。